寿司の「ネタ」の意味とルーツを知ろう!
2017/09/28
まぐろ、うに、いくら…と寿司ネタを考えているとある疑問が思い浮かびます。
そもそも「ネタ」という言葉にはどんな意味があるのでしょうか。
この意味について調べてみると面白いことが分かりました。
お寿司の意味やマナーを知ってより「ツウ」を目指してみましょう。
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ページの目次
寿司の具を「ネタ」と呼ぶのはなぜ?その意味とは?
改めてお寿司について考えてみるとある疑問が沸かないでしょうか。
シャリの上に乗せる具のことを「ネタ」と呼びますよね。
なぜ「ネタ」と呼ぶのでしょうか、その意味も深く考えてみるとわからないものです。
お寿司のネタという言葉が生まれたルーツは江戸時代にあります。
江戸時代の的屋(てきや)が商売をする上で使う「商品」のことを「ねた」と呼ぶようになりました。
ねたとは「生活の糧」を意味する「飯の種」を「たね=ねた」とひっくり返して生まれた言葉です。
「ネタ」という言葉はお寿司だけではなくさまざまな場面でも使われるようになっています。
「ネタ」が生まれた意味と寿司以外の使い道
お寿司の「ネタ」はもともと「タネ(種)」と呼ばれていました。
タネはその名の通り植物の種を意味しており、物事の一番重要な部分を表現する時にも使われています。
「タネを隠す」「悩みのタネ」「ご飯のタネ」などという言葉がそうですね。
手品を行う時に「タネも仕掛けもありません」と言うのもそうです。
「タネ」が「ネタ」になったのは江戸時代に逆さ言葉が流行った時に生まれたと言われています。
的屋が商品のことを「ネタ」と呼び出したことからこの言葉が広まり、やがては寿司の具を「ネタ」と言うようになったのではないかと考えられています。
逆さ言葉から生まれた「新しい(あたらしい)」はもともとは「新しい(あらたしい)」と呼びました。
このような背景から生まれた「ネタ」という言葉は今では「漫才のネタ」などとも使われていますね。
「ネタ=ギャグ・冗談」といった意味としても使われています。
この寿司ネタの字が生まれた意味は知っていますか?
お寿司の「ネタ」という言葉の意味がわかったところでさらに「寿司ネタ」について考えてみましょう。
このネタの漢字は読めますか?その意味についてもご紹介します。
・鮪
鮪=まぐろ
眼が黒いことから「眼黒」と呼ばれいつしか「まぐろ」になったろ言われています。
10月10日は「まぐろの日」と制定されていますが、かつて山分赤人という旅人が明石を訪れた際にまぐろ漁をたたえて歌った日から誕生したと言われています。
・鰤
鰤=ぶり
旧暦の時代に「師走のころになると食べごろになる」ことから魚へんに師を付けたと言われています。
・鯨
鯨=くじら
とても大きい体の鯨を表現するために、高い丘や大きいという意味がある「京」を使ったとされています。
・鯛
鯛=たい
周は古代中国では「ひらたい」の意味があることから「たい」と呼ばれ、日本のどの周囲でも周年獲れることからこの漢字が生まれたそうです。
・鰹
鰹=かつお
古来から保存食として伝わり、煮て干して食べることから硬魚(かたうお)と呼ばれ、やがて「かつお」となったそうです。
・鰺
鰺=あじ
三月ごろから美味しくなるので三を表すために「参」が用いられたとのことです。
寿司屋で「あがり」「お愛想」と言うのは実はおかしい
寿司屋で使うツウな言葉として、お茶を「あがり」と言ったりお会計をするときに「お愛想」と言う人が結構います。
この言葉、じつはお寿司屋さんからするとおかしな言葉だったんです。
「あがり」は遊郭で使う言葉だった
お茶を「あがり」と言うのはかつての吉原などの遊郭で使われていた言葉でした。
お客さんに「お上がりなすって」とお茶を出しながら誘う習慣があったことからこの言葉が生まれています。
さらに「お茶」は「茶化す」という意味があることから客商売をする上では「あがり」と呼ぶようになりました。
このことからお客である立場から「あがり」と言うことは実は不自然だということです。
「お愛想」は「愛想がない」という意味
本来は店側が「愛想づかしなことではありますが」という「愛想を尽かす」という意味で使われていました。
なのでお客側から「お愛想をお願いします」などと言うのはやはりおかしなことですね。
板前さんではなく寿司職人である
寿司屋にいる人は板前さんではなく「寿司職人」と呼びましょう。
何気なく使う俗語には失礼に当たるものがあるので、意味も分からずに使うのは控えましょう。
寿司屋に行く前に「香水のにおい」をチェックしよう
ツウな人になりたければ寿司屋でのマナーも大切にしましょう。
意外と気になるのが「香水のにおい」です。
寿司ネタの中には香りを楽しむものがあるため、強い香りを振りまいてはほかのお客さんの迷惑になります。
香水だけではなく喫煙も同じだと言えますね。
思う存分お寿司を楽しむならばこういった配慮も忘れずに。