自分の両親なんだから！離婚にならない為に介護問題を考える

男性に聞きたい！

自分の両親が高齢になり介護が必要となったらどうしますか？

当たり前のように妻に見てもらおうなんて思ってはいませんか？

そう考えている人は少なくないと思います。

しかしそれが自分の離婚につながるかもしれないということを覚えておかなければならないのです。

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旦那の両親の介護が原因で離婚を考える

夫婦仲はそれほど悪くはなかったのに、旦那の両親が介護状態になり離婚を考え始めたという妻は意外と多いです。

男性からしてみれば「義理であろうと両親なんだからみて当然」だと思うかもしれませんが、女性はそうは考えていません。

ママ友の間でも「旦那の両親に介護が必要となったらどうする？」という話は出てきます。

「介護したくない」「最悪離婚を考える」といった意見は正直多いです。

薄情に思うかもしれませんが、そう答えたママ友達は今元気である義理の両親から厳しい事を言われたり意地悪をされているようで

それをずっと我慢しているんだから介護が必要になったところでお世話する気になんてなれないといった理由です。

義理の両親との関係が良好なところは「大変だけどやらなければいけないのかな～」という気持ちはあるようなので

介護問題は日頃の両親との関係がどうであるかが一つのポイントになるのかもしれません。

こんな旦那とは離婚したい！両親の介護を妻に丸投げ！

義理の両親の介護　こんな旦那とは離婚したくなる！

男性に知っておいて欲しいことは、妻にとってあなたの両親は限りなく他人だということです。

結婚したことにより書面上は血族関係になり、あなたの両親だから大切に思っているでしょうが

それと介護するという事とは別の問題だということです。

大切に思ってはいても、仕事ならまだしも自分の両親ではない人を介護するのは苦痛になります。

あなたとは性格の相性がいい妻も、あなたの両親と相性が悪い可能性だって大いにあるんです。

両親の介護を考える時はその事を頭に置いておいて下さい。

では、実際に介護が必要となったときあなたが長男であった場合自ら「うちで介護するよ」なんて言うかもしれません。

確かに昔から長男が親の面倒をみるとされていますが、長男だからという理由だけで後先考えずにその役割をかって出るなんて

事はしない方がいいでしょう。

「うちで介護する」といってもあなたは仕事に行かなければなりませんから妻にみてもらおうという考えがあるのかもしれません。

しかし先ほども言ったようにあなたの両親は妻にとって限りなく他人な訳です。

自分の両親を介護するのでさえも投げ出したくなるくらい大変なのに、義理の両親の介護なんて簡単にできることではありません。

あなたが介護に積極的に参加できないのであれば安易に引き受けるのはやめましょう。

昔と違って家事や育児も夫婦で分担してやっていく時代です。

もちろん介護もそうなります。「夫の両親なんだから妻が介護して当たり前」という考えであれば、妻から離婚を切り出されるのも

時間の問題かもしれません。

離婚は避けたい！両親の介護をするなら決めておくべき事

それでも介護が必要な両親を放っておくことはできません。

施設に入れるのも難しく親族と話し合った結果、自分が面倒をみるとなった場合決めておいた方がいい事があります。

親が亡くなった時の相続についてです。

両親をずっと介護してくれた妻に対して財産の一部を相続させるということを遺言で示してもらいます。

介護をしてきたにも関わらず、財産が平等に分けられるなんて妻からすれば納得できないことではないでしょうか。

もちろん見返りを求めずにあなたの両親の介護をしてくれる人も多いと思います。

ですが、介護してきた人に対してそれに見合った報酬を支払うという事は必要です。

自分のところで両親の面倒をみると決めたときには親族としっかり話し合いをして決めておかなければなりません。

遺産相続で親族が揉めるなんてことはよくあることなのです。

親の介護をするときに忘れてはいけないこと

親の介護をしていく上で忘れてはいけないことがいくつかあります。

まず、どんなに仕事が忙しくても妻の親ではなくあなたの親であり、親を最後まで面倒みると決めたのであれば責任を持たなければなりません。
介護は自分が親にできる最後の親孝行なんだと考えましょう。

もちろん自分一人で面倒を見れるわけもなく、妻にお願いすることも多くなってしまうと思います。
それを当たり前のことだと思わずに妻に感謝の気持ちを忘れないようにします。
介護は思っている以上にストレスが溜まります。
妻が不満を口にしたときは向き合って聞いてあげましょう。

そしてあなたが一人っ子であるなら別ですが、兄弟がいるのであれば時には助けてもらうということも覚えておいて下さい。
面倒をみると決めたといって全て背負い込む必要はありません。兄弟にとっても親であることは変わりがないので、時々助けてもらうことであなたや妻の負担も少しは減ることでしょう。

熟年離婚はどちらにもデメリットがある

親の介護問題などから増えてきた熟年離婚ですが、離婚した場合どちらにもデメリットがあります。

妻は離婚後の生活費が不安になるでしょう。

年金分割や財産分与があってもこの先生活していける十分な額とは言えないかもしれません。

かといって熟年離婚であれば働く事も難しいでしょうし、働けたとしても生活に安心できる程稼ぐのは難しいです。

では男性の場合はどうでしょうか。

男性はお金の面で心配することはすくないかもしれませんが、生活面で不安があります。

掃除、洗濯といった家事はできますか？料理は作れますか？

妻に全てを任せてきて何もできない人は要注意です。

外食やスーパーの惣菜などに頼ってしまって体を壊すことも考えられます。

このように熟年離婚は夫・妻のどちらにもデメリットがあるのです。

離婚にならない為にも親の介護問題については日頃から考えておきましょう。