過呼吸の対処法!タオルがあれば大丈夫
現代はストレス社会と言われていますね。
原因がはっきりしない様々な病気は、実はストレスが引き起こしているとも言われています。
息を吸う事しかできないような状態、過呼吸もそうです。
強度なストレスがかかると、突然息ができなくなってしまう。
息がうまくできないことの恐怖は、経験した人にしかわからないでしょう。
しかし、誰にでも起こりうる現代病ではないでしょうか。
そんな過呼吸の予防や解決策として最近注目を浴びているのが、タオルを使った対処法です。
このタオルを使った過呼吸の対処法について、調べました。
スポンサーリンク
こんな記事もよく読まれています
-
日本の空港で着陸が難しい場所を調べてわかった驚きの結果!
日本で着陸が難しい空港と言えば…?
-
睡眠中などに舌を噛む原因と対処法はこれ!
ご飯を食べている時や話をしている時に
-
LINEで『ありがとう』と言われた時のレス(返事)の例文とエチケット
友達との連絡はLINEで済ませてしまうという人も多いのではな...
-
「インスタのコメントが表示されない」ときにやるべきこと
インスタでいつも見ている人のコメントがなぜか表示...
-
学校をサボると罪悪感・・そんな気持ちを解放する方法はこちら
小学校・中学校・高校・大学のうちに、誰でも一度は学校をサボり...
-
【会計報告】PTAや町内会での話し方!順番やシナリオはこちら。
「会計報告」と聞くととても堅苦しいものですが、大...
-
電話の相手が非通知で困ります!調べ方とその対策
相手が誰なのかがわからない非通知電話。
-
今さら聞けない住所の「番地」と「番」の違い
ふだん使っている住所は「1番1号」や「1-1」と...
-
友達に誘われた映画を見たくないと思ったときの対処法
友達からあまり見たくない映画に誘われたらどうしますか? <...
-
これでスッキリ!メールを無視する友人の気持ちや対処法
友人にメールを送っても全く返信がなくて心配になったことってあ...
-
大学院生なら結婚時期が遅れる?メリット・デメリットを考える!
大学だけでなく、大学院に進んで勉強をしたい!
...
-
夫はスマホばかり・・ストレスが溜まる前の対処法はこれ!
夫にストレスを感じている妻は決して少なくありません。
-
【抱負の例文】作文の課題のポイントを抑えて大学に合格する!
大学入試の際に「抱負を作文に書け」という課題が出...
-
喧嘩したら無視されてしまった!友達と仲直りする方法
友達と喧嘩してしまうことってありますよね。
...
-
【ママ必見!】魚が好きじゃない子どもに食べさせるコツ教えます!
魚を食べることが体に良いということは分かっているけれど、子ど...
-
【学校の友達が合わない】と悩んでいるあなたに伝えたいポイントと対策
学校を楽しいと感じることもあれば、楽しくないと感じることだっ...
-
【不安解消!】教授からメールの返信こない時の対処法
大学生になれば教授とメールのやりとりをすることが出てきます。...
-
【働くママ必見!】仕事と家庭のストレスを解消しよう!
働くママが増えましたよね。
仕...
-
夏休みの終わりになると子供は憂鬱に・・親としてできること
夏休みが始まると子供は喜び、親は落ち込みますよね。
-
たくさんはいらない!ご飯と味噌汁に漬け物さえあれば良し!
毎日しなければならないこと、それは「食事」です。
スポンサーリンク
ページの目次
タオルさえあればできる!過呼吸の予防と対処法!
過呼吸になったらタオルを口にあてる
呼吸というのは、吐いて吸っての繰り返し、吐かないと吸えないし、バランスが大事です。
ところが、過呼吸になってしまうと、吸う方ばかりに力が入ってしまい、うまく息を吐くことができないのに、また吸い込もうとして、吸う時に苦しそうな声が出ることもあります。
ここで、ゆっくりと息を吐いて、吐き切ったところで吸う事ができれば、正常な状態に戻れるのですが、パニックに陥って吸ってばかりだと、なかなか立ち直れないのがほとんどです。
そんな時に、一枚のタオルを用意して下さい。
過呼吸の方の口にタオルをあてて、タオルを通して息を吸うだけです。タオルがない状態よりは、目が粗くて息があまり入らないので、吸う息を少なくすることができます。
しばらく安静にして、数分ほどで治まるそうです。急に動かずに少しづつ普通の動きに戻しましょう。
日頃からタオルを持ち歩き予防
過呼吸の経験がある人であれば、またそのような状態になったらどうしようかと不安があると思います。その不安が、また過呼吸を促す要因にもなります。
一度でもタオルで過呼吸を止めたことがあれば、日頃からタオルを持ち歩いているだけで、いざと言う時は口にあてるだけという安心感が生まれます。
タオルが持ち歩きにくければ、ハンカチでも代用できます。
過呼吸の対処法はタオルがベスト!紙袋は危険?
過呼吸は心の病
過呼吸は決して心臓や肺などに問題があって起きる病気ではありません。自分を否定されたり、自分に自信がなくなるなどの恐怖感や喪失感が呼吸のバランスを乱します。
経験された方の話だと、手足が震え、脂汗がにじみ出るそうです。
心配ばかりしていても解決にはならないので、ここで過呼吸の特徴を整理してみます。
1)心臓や肺に原因があるわけではなく、心に原因があります。
2)過呼吸で死んだ人はいません。
3)しばらくすると自然に治ります。
以上の3点を見ればおわかりのとおり、元々臓器などに疾患があるわけではないので、ほんのわずかの時間をのりきれば、じきに収まるようなものだということです。
恐怖感が一番の大敵、常にそのうち治まると心がけることが大事です。
過呼吸の対処法
絶対やってはいけない!「ペーパーバック法」
紙袋を鼻と口に隙間なくあて、吐いた息をそのまま吸う方法。以前は推奨されていましたが危険だとわかり、現在では絶対にしないよう警告されています。
誰でもどこでもできる「タオル対処法」
身近にあるもので対処できたらいいですね。最近では過呼吸になった時にタオルを使った対処法が推奨されています。
息を吸う力を抑える効果があるので、おすすめです。
1)タオルで口を押えます。
2)鼻からゆっくり息を吸います。
3)口をすぼめて、ゆっくり息を吐きます。
4)深呼吸せずに、普通の呼吸を繰り返し行います。
なお、ハンカチでも代用できますが、タオルやハンカチがない場合は、口に手をあてて鼻から吸って口から出すを繰り返すだけでも効果があります。
過呼吸の人を発見!タオルも何もない場合の対処法
目の前に過呼吸になった人がいたらどうしますか?タオルやハンカチがあれば、口にあてて吸う力をセーブできますが、何もないような時はどうしたらよいでしょうか。
過呼吸になる時というのは、不安や恐怖からパニックに陥っていると思われます。そんな時は、まずそのうち自然に治まるから心配いらないということを伝え、安心させることが先決です。
苦しくても大体30分もあれば治まるそうなので、その間は少しでもゆっくり息を吐くことができるように、大丈夫だと声かけてあげて下さい。
・椅子に座らせ、膝に胸をつける状態で下を向かせます。
・椅子がなければ、うつぶせがいいそうです。
・3秒間吸って、4秒間吐きます。
・3秒間吸って、5秒、6秒、7秒とだんだん長く吐きます。
・一呼吸10秒くらいかけるのがいいと言われています。
・吐く前に1,2秒息を止めることができたら止めて下さい。
秒数などは、正確でなくてもよいのですが、過呼吸は吐くことができなくなってしまう症状なので、吸った息の倍の量を吐かせるように促すことが大事です。
熱中症が原因の過呼吸の場合、対処法の手順
過呼吸の原因が熱中症の場合があります。暑さに対するストレスということですね。こんな時は、熱中症と過呼吸を同時に改善しなければいけませんが、一般的な対応方法をみてみましょう。
熱中症の応急処置
1)日陰など涼しい場所に移動します。
2)血圧をあげないように、足を高くして寝かせます。
3)脇の下、首、頭など特にリンパが通っている部分を氷などで冷やします。
4)着ている服のボタンなどを緩め、靴を脱がせます。
5)OS-1のような経口補水液で水分を十分与えます。
過呼吸の対応方法
1)何よりも恐怖感をとりはらうことが大事なので、大丈夫だよと声をかけて安心させます。
2)ゆっくりと呼吸させます。この時、できれば、吸う息よりも吐く息を長くするように促します。
3)もしも、呼吸がうまくできない時は、紙袋再呼吸法で二酸化炭素を吸わせます。
4)血圧を測り、安定しているか見ながら鎮静剤で発作を治めます。
まずは、熱中症の応急処置をしてから、過呼吸対策という順番で行うそうです。
過呼吸は薬を使わなくても治ることが多い
薬を使わない治療法
専門家から言わせると、過呼吸や過換気症候群というものは、特効薬がないそうです。即効性の薬がないので、それぞれの症例によって、改善が期待されるような場合のみ、薬を使う事があるそうです。
実は、もともと過呼吸や過換気症候群で起きる発作は、良性と言われています。実際に死に至るようなことはありませんし、後遺症が残るということもないそうです。ただ、発作を起こしている時は苦しいので、軽く見ることはできません。薬を飲まなくても30分から一時間くらいで発作は治まります。
原則、薬を使っての治療は控えているということです。
しいて言えば精神を安定させる薬
過呼吸や過換気症候群の患者は、なるべく薬を使わずに治すことが原則なのですが、かといって、薬が使う場面もあります。
それは、薬を使うことで症状が大きく改善されると見込まれる時です。多くの過呼吸や過換気症候群自体を治す薬はないので、原因となっている精神的なストレスを緩和させる薬の投与が考えられます。
一つは発作時、一つは間欠期に用いると言われています。
過呼吸も過換気症候群も、パニック障害の症状と似ており、不安や恐怖で悪化し、発作を起こすことが多いのです。そのため、パニック障害で使われる薬が過呼吸や過換気症候群でも使われることがあるそうです。