【猫が尻尾に怪我を負って帰ってきた（泣）】様々な理由について教えます。

猫の尻尾には先端まで骨があるってご存知でしょうか。

自由自在に動かす尻尾はついついイタズラしたくなりますが、怪我を負ってしまうと大変です。

猫が尻尾に怪我を負ってしまいがちな事故のパターンや膿んでしまった傷の治療についてなどをご紹介します。

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猫が尻尾を怪我してしまう主な原因

猫が尻尾を怪我してしまう原因にはさまざまなものがあります。

• 扉に挟んでしまう
• 暖房に当たりすぎたことにより
• 交通事故
• 猫同士での喧嘩

このように生活をする上で怪我の原因となってしまうことがたくさんあります。

とくに人間と共存をしている中で事故は起きてしまうもの。

猫を大切に思っていても、扉を閉める時に挟んでしまい怪我をさせてしまうことはよくあることです。

足元に猫が居ないか確認してから扉は閉めてくださいね。

猫の尻尾や体に負った怪我のあとはしっかりと探すこと

傷の見つけ方

猫の尻尾だけではなく体に負った傷は見た目ではわかりずらく、注意深く探さなくてはなりません。

もし猫が喧嘩したのを目撃したり、転倒や落下などをした場合は傷を負っていないかよく探しましょう。

噛みつかれた場合は牙の傷を負っている可能性があります。

この場合、上の牙と下の牙で挟んで噛むために2つの穴があるはずです。

引っかかれた場合や切り傷を負ったと予測される場合もよく探しましょう。

爪で引っかかれた可能性がある場合細菌によって感染することがあります。

傷が深い場合は細菌が傷の中に埋まってしまうので化膿してしまいます。

数日後に出る膿に注意

傷を負ってすぐには膿にはならず、数日経過してから突然悪化してしまいます。

体が細菌と戦って膿ができるまでに5日前後かかるために、たとえ猫同士で喧嘩したあとには変化が見られなくても突然膿が出てしまうことがあるのでご注意を。

背中にできた傷の下にできた膿が重力によってお腹に移動してしまうこともあり、こうなってしまうと傷とは関係のない場所が膿んでしまいます。

また、猫が傷を舐めてしまうせいで傷が悪化してしまうために完治まで時間がかかってしまいます。

外から戻った猫が尻尾に怪我を負っていた

猫を自由に外出させている場合、時には元気がない状態で帰宅することもあります。

ある人の飼い猫は外から戻ってきた時には尻尾がだらんと垂れ下がり、触ってみれば折れていることが判明。

すぐに動物病院へ連れていくと、外傷はないけど交通事故に遭った可能性が高いのではと言われたそうです。

この猫は尻尾以外には異常はないものの、尻尾については負傷した先端部を切断せざるを得ない状態になっていました。

そしてその費用は8～9万円だと告げられ、切断をすることとその費用の高さにも驚いたそうです。

猫にとって自由に外歩きをすることは欠かせないことかも知れません。

ただ、このような事も時には起きてしまうということを頭に置いておかなくてはなりません。

膿んでしまった猫の傷にかかる治療費

猫の傷の治療にかかる費用についてまとめていきますが、単なる傷だと思って放っておくとある日突然膿んでしまうことがあります。

これを治すには動物病院へいち早く連れて行く必要があり、対処が早ければ早いほどかかる治療費も安く済みます。

もちろん猫にとっても早く治った方が嬉しいものですね。

軽度の傷の場合なら抗生物質を2～3日飲むだけで終わることもありますが、重い場合は患部を切って膿を排出して洗浄をするために病院へ通うこともあります。

これから膿んでしまった傷にかかる費用の一例をご紹介します。

「小さな膿の場合にかかる費用」

• 初診料：1200～1500円
• 処置量：500～1000円
• 抗生物質：150～300円/1日分×日数分。注射を使用した場合は1000円（注射）+薬剤費がかかる。

このほかに軟膏や処方薬が出る場合があります。

「傷を切開した場合にかかる費用」

• 初診料：1200～1500円
• 処置量：10000～30000円（麻酔料込）
• 抗生物質：150～300円/1日分×日数分。注射を使用した場合は1000円（注射）+薬剤費。
• カラー：1000～1500円（レンタル制もあり）

状態によってはこれ以上の費用がかかることもあります。

「膿を出して洗浄を行う場合にかかる通院費」

• 再診料：550～700円
• 処置量：1500～4000円
• 抗生物質：150～300円/1日分

この費用が日数分かかります。

猫が骨折した場合の治療について

万が一猫が骨折をしてしまったらどのような治療を行うのかが気になりますよね。

これについてはやはり猫も固定をして治療を行わないとしっかりと治癒できない可能性が出てきます。

たいしたことはないと放ってしまわず、すぐに動物病院へ診てもらいましょう。

猫の体にどのようなことが起きているのかをまずは確認をしないと後々重大な状態となりかねません。

猫も自然治癒力が備わっていますが、どのように治療を行うかでその後の状態が決まってしまいます。

いかに早く対処を行うかが重要なので、異変を感じたら傷や骨折がないかを探してみましょう。

分からない場合や見つからない場合でも猫に元気がないのなら早めに診療を受けるべきです。