乳歯が茶色じゃないからといって虫歯ではないと安心しないで!

子供の歯が虫歯にならないように日頃から気を付けているパパママも多いはず!
虫歯と聞くと茶色や黒色のイメージがありますが、乳歯の場合は茶色になっていない
からといって安心してはいけないのです。
乳歯の虫歯にはどういった特徴があるのでしょうか。
虫歯ではないかと心配になったときや、虫歯予防などについてもまとめてみました。
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ページの目次
乳歯が茶色ではなく白色だから虫歯ではないよね?
子供の歯を磨いているときに、歯に透明感のない白い点を見つけたことはありませんか?
虫歯と言えば茶色や黒色といったイメージがあるので、点があったところで色が白ければそれほど気にもとめないでしょう。
これ、実は虫歯なんです!
乳歯に出来る白い点は“白い虫歯”と言われる初期虫歯です。
乳歯は大人の歯に比べると、質が未熟で柔らかくてエナメル質も半分しかありません。
このエナメル質の再石灰化不全が原因で乳歯は白くなってしまいます。
質が柔らかい乳歯が虫歯になってしまうと進行が早く、さらに白い虫歯は黒い虫歯よりも進行が早いのです。
虫歯だからといって歯を削らないといけないわけではありません。
白い初期虫歯の段階であれば、削るなどの処置をしなくても元通りになります。
だからこそ、乳歯の白い点をいち早く見つけることが大切なのです。
仕上げ磨きのときには茶色や黒色だけでなく、白い点もチェックしましょう!
乳歯が茶色になっても虫歯ではない場合もある!
仕上げ磨きなどで子供の歯を見ていると、白い点にはなかなか気づかなくても茶色くなっていればすぐに分かりますよね。
奥歯の溝に茶色い線が出来ていたり、歯の裏が茶色いと感じたときには虫歯だと不安になるでしょう。
確かに虫歯菌が歯の象牙質まで進行すれば、茶色くなります。
そこまで進行していれば穴が空いている可能性も高いです。
しかし、歯が茶色くなっているからといって全てが虫歯とは限りません。
歯が茶色くなってしまう原因には“着色汚れ”があります。
着色汚れと聞くと、コーヒーや紅茶、赤ワインなどが思い浮かぶので子供には関係ないように思えてしまうのですが、麦茶やほうじ茶であってもたくさん飲めば茶渋がついてしまいます。
また、子供が好きなカレーやチョコレートなども着色汚れの原因となるので、食べ過ぎや食べた後に放っておくと茶渋がつきやすくなるんです。
子供の歯が茶色くなっていても虫歯だと決まった訳ではありませんが、虫歯なのか着色汚れなのかは歯科医でも判断が難しいほどなので、素人では見分けがつきません。
乳歯に茶色いものを見つけたときはすぐに歯医者でみてもらいましょう。
乳歯が白色や茶色で虫歯ではないかと心配になったときは
子供の歯に白色の点があったり茶色くなっているのを見つけたら虫歯を疑いますが、子供が痛がっていなかったとしたら
「そこまで気にする必要ないかな」
「少し様子を見てみよう」
そんな風に思うかもしれませんが、子供は痛みの感覚が未発達なために、大人のように痛がるようなことがなくても、虫歯の場合があります。
様子を見ているうちに虫歯が神経まで達してしまうということも少なくありません。
そのため、気になる点が出てくればすぐに歯医者へ行くことをおすすめします。
初期虫歯であれば歯を削らずにフッ素を塗布し再石灰化を助けます。
フッ素は歯の質を強化したり、虫歯菌の活動を抑える効果もあります。
フッ素を定期的に塗ることで歯の質を強くし、元の状態に戻していくのです。
歯の茶色くなっている部分が虫歯だったとしたら、その部分を削って詰め物をします。
乳歯への詰め物は取れやすいので、仕上げ磨きなどのときには取れていないかどうかをチェックするようにし、取れていればその穴からまた虫歯になる可能性が高いのですぐに歯医者に行って詰めてもらう必要があります。
子供の歯を虫歯にさせないために出来ること
出来ることなら子供を虫歯菌から守ってあげたいですよね。
虫歯にさせないために出来ることがいくつかあるので覚えておきましょう。
食事やおやつは時間を決めて
食べ物が口に入っていれば、それだけ虫歯になるリスクが上がります。
子供はご飯をだらだらと食べたり、おやつもちょこちょこと食べてしまいがちなので危険です。
食事やおやつは時間を決めるようにしましょう。
また、おやつやジュースには糖分が多く含まれていて、虫歯になってしまう可能性が高いので与えすぎには注意しなければなりません。
歯磨き粉にはフッ素入りを
家での歯磨きはフッ素配合の歯磨き粉を使うようにします。
歯磨き粉以外にも磨いた後に塗るフッ素ジェルや、フッ素洗口剤などもあるので歯医者さんと相談しながら使ってみましょう。
歯医者での定期検診
定期的に歯医者へ行き虫歯がないかをチェック、フッ素塗布もしてもらいましょう。
また、虫歯になりやすい奥歯の溝をプラスティック樹脂などで埋めるシーラントも虫歯予防の一つです。
虫歯菌に感染させない
赤ちゃんには虫歯菌が存在していませんが、家族で食器を共有したりスキンシップすることで虫歯菌に感染してしまいます。
3歳くらいまでは虫歯菌に感染しないように注意しなければなりません。
乳歯だからと放置しないことが大切
いかがでしたか。
乳歯の虫歯の特徴や治療法・予防についてお話ししてきました。
子供が虫歯になってしまったとしても、年齢的に歯医者で泣いたりして治療を受けるのが難しかったりということもあるので、連れて行くパパママは正直大変なんですよね。
「乳歯だから虫歯になっても永久歯に生えかわるから放っておいても大丈夫かも」
そんな気持ちになってしまうかもしれませんが、乳歯が虫歯になると永久歯にも影響が出てくるんです。
虫歯を放っておくことで虫歯菌は増え続けます。
虫歯菌が増えたところに永久歯が生えてくれば、永久歯が虫歯になる可能性もグッと上がってしまいます。
また、虫歯が進行して神経などの治療をすれば永久歯の歯並びが悪くなったり、形や質も悪くなってしまうんです。
大切なのは
- 虫歯にさせないこと
- 虫歯かも?と思ったらすぐに歯医者へ
ということです。
虫歯になってから歯医者へ行けば治療が怖くて泣いてしまうことがあるので、きちんと定期検診をして歯医者に慣れておくといいでしょう。
大切な子供の歯、パパママがしっかりと守ってあげて下さいね。