怒りの感情に必要性はあるのか?そう考えるあなたに伝えたいこと
2018/02/19
人には喜んだり、怒ったり、哀しんだり、楽しんだりと喜怒哀楽の感情があります
よね。
感情というものは必要なものだと分かっていても、“怒り”の感情は要らないんじゃ
ないか?と思う事ってありませんか?
人や物に対して怒っても何もプラスになることってないように感じます。
では、“怒り”の感情の必要性とは何なのでしょうか。
怒りを感じたときのコントロール法などについてもお話します。
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ページの目次
怒りの感情を抱いた自己嫌悪になる必要性はない!
喜怒哀楽の感情の中で【喜・楽】はプラスに感じますが、【怒・哀】はマイナスに感じてしまいます。
中でも【怒り】の感情は自分だけでなく、周りを巻き込んでしまうことがあるんですよね。
怒りを感じて相手をきつい言葉で傷つけてしまったり、大きな声で怒鳴ってしまったり、人ではなく物に八つ当たりするということもあるでしょう。
そして、その怒りの後にやってくる・・・自己嫌悪・・・
- 「あぁ、また怒ってしまった」
- 「すぐに怒ってしまう自分はダメな人間なんだ」
- 「これからは怒りを感じないようにしなくては」
そんな風に思ってしまうでしょう。
確かに怒りの感情にまかせて相手を怒鳴りつけたり、物に八つ当たりしてしまうというのは正しいことではありません。
しかし、【怒り】という感情は間違ったものではなく抑える必要はないんです。
【怒り】の感情そのものを悪いものだと考えて、怒りを抑えてしまうとストレスが溜まっていつか爆発してしまいます。
そんなのって心にも体にも良いわけありませんよね。
怒りを感じた時の行動に反省するべき点はあっても、怒りそのものを後悔する必要はないということを覚えておきましょう。
マイナスだらけに感じる【怒り】の感情の必要性って何?
怒るっていうこと自体とてもエネルギーを必要としますし、人間関係悪化の原因となってしまいます。
マイナスだらけの感情のような気がするし、【怒り】の必要性って何?とギモンに思う人も多いでしょう。
あなたはどういった時に怒りを感じますか?
- サボっている人のせいで自分に仕事の負担がかかったとき
- 約束を守ってもらえなかったとき
- レジで順番を抜かされたとき
このように怒りを感じる場面は人それぞれなので、人の数ほど怒りがあるとも言えるでしょう。
しかし、どの場合でも“自分を守るため”に怒っているんです。
自分を守るために怒りを感じることは必要です。
しかし、この怒りの原因をしっかりと分かっておかないと同じことで何度も怒りを覚えてしまうので、怒りを感じたときにはその怒りについて分析してみましょう。
例えば、約束の時間に来なかった相手に対して
「○時に約束したじゃない!どうして私がこんなに待たなきゃならないの!」
と怒りをぶつけたとします。
何の事情も聞かずに怒りをぶつけられた相手が良い気分なはずがありません。
こうなれば二人の仲もぎくしゃくし、楽しい時間が過ごせませんよね。
でも、この時あなたは何に対して怒っているのでしょう?
きっと約束の時間を過ぎたということではなく時間に来なかったことで心配・不安になった気持ちからではないでしょうか。
そうであれば、怒りの感情をぶつけるのではなく自分の気持ちを伝えるということが大切なのです。
「時間に来なかったからあなたに何かあったのかもしれないと心配になった。待ってる間不安だった」
このように怒りの気持ちを分析し、相手に伝えることができれば【怒り】ということが悪いことだと思わなくなってくるでしょう。
自分を守るため、自分の気持ちを分析するためには【怒り】の感情は必要なのです。
怒りの感情を抱いたら自分の考えを見つめ直す必要性はある
何かに怒りを感じることに対して自己嫌悪になったり後悔する必要はないということはお話しましたが、自分の考えを見つめ直す必要はあるでしょう。
あなたが何かに怒りを感じる時というのは、自分が思っていることと違った場合が多いのではないでしょうか。
- 彼が電話をしてきてくれなかった
- 電車が遅れて大切な約束に間に合わなかった
- 部下が必要な書類を忘れた
こういったことに対して怒りを感じるというのは
- 彼が電話をしてくれると思っていた(してくるべき)
- 電車は時間通りに着くと思っていた(着くべき)
- 部下は書類を持ってくると思っていた(持ってくるべき)
こんな風に「こうあるべき」だと思い、そうじゃなかったことに怒ってしまうんですよね。
でも、「こうあるべき」だと思っているのは自分だけであってそれが常識という訳ではありません。
「普通に考えれば○○でしょ」と思うかもしれませんが、「普通」がみんな同じだとは限らないのです。
自分が「おかしい」「腹が立つ!」と思うようなことでも、全くおかしいと思わない人だっていますし、腹を立てない人だっています。
あまりにも怒りを感じることが多い人は、この「こうあるべきだ」「~で当然だ」というものが多いのかもしれません。
怒りは必要なことですが、回数が多いと精神的にも疲れてしまうでしょう。
もう一度自分の考えを見つめ直し、柔軟に考えるようにしてみましょう。
- 彼から電話がなかったのはきっと忙しかったせいだ
- 電車が遅れてもいいようにもっと時間に余裕をもとう
- 部下に書類を持ってくるように言い忘れたのかもしれないな
こんな風に考える事ができればあなた自身も楽になりますし、周りとの関係も悪くなりませんよ。
怒りを感じたときにコントロールする方法とは?
怒りを感じることは悪いことではありません。
しかし、怒りを感じて相手にキツい言葉を投げつけてしまったり物に八つ当たりするというのは止めたいですよね。
それなら怒り感じた時に、その怒りをコントロールすればいいんです。
深呼吸して6秒数える
相手に怒りをぶつけてしまいそうになった時は、深呼吸をしてみましょう。
怒りを感じている時って呼吸が乱れてしまいがち。
深呼吸することで心が落ち着きます。
また、人の怒りの感情は6秒しか続かないと言われているので深呼吸するときには、ゆっくりと6秒数えてみましょう。
6秒数えたなら、怒りのピークは過ぎたはずです。
場所を離れる
最初は怒りが小さかったとしても、相手と話しているうちに怒りがさらに込み上げてきたりしてしまうもの。
話をしていなかったとしても同じ場所にいることで、怒りがなかなか治まらないということも。
そんな時には、その場所を離れてみましょう。
場所を離れることによって自分の怒りも落ち着き、冷静になることによって相手の気持ちを考えられるようになります。
紙に書き出して破り捨てる
怒りのピークが過ぎても、自分の中でモヤモヤした感情が残っている場合は紙に書き出してみます。
- 何に対して怒りを感じるか
- 自分はどうして欲しいのか
など怒りが治まるまでとにかく書き出すのです。
書き出すことによって自分の気持ちと向き合うことができますし、怒りの感情を外に出すことも出来ます。
書き出したなら、その怒りの紙を思いっきり破って捨てましょう。
単純なことですが意外とスッキリするんですよ。
【怒り】の感情で人は成長できる
いかがでしたか。
【怒り】という感情が決して悪いものではなく、自分自身のために必要なものであるということは分かっていただけたでしょうか。
怒るということはエネルギーを使うので、誰だって怒りたくはないと思っているでしょう。
ただ、怒りはなかなか抑えることが出来ないので我慢する必要なんてないですし、怒りを感じること自体は悪くありません。
怒りを感じた時に必要なことは
“自分が何に対して怒っているのかを考え、自分自身を認めて対処法を考える”
ということです。
怒りの感情のまま相手にぶつけるだけでは何も解決はしませんし、何度も繰り返してしまいます。
自分の怒りの原因が分かって、それを認めてあげることができれば対処法を考えることができますし、そうなればあなた自身も成長するでしょう。
家事を手伝ってくれない旦那に対して
「あなたはいつも手伝ってくれない!!」
と怒るということは
- 手伝ってほしい
- 一人じゃツラい
こんな気持ちが隠れています。
隠れていることに気づかないと、“手伝ってくれない”ということだけが不満で怒りをぶつけてしまいます。
これでは相手だって「そんな言い方しなくても・・・」となり、怒りのぶつかり合いとなってしまうでしょう。
「あなたに手伝ってもらえると、とても助かるし嬉しい」
「一人じゃ大変だから、手伝ってほしい」
と言えば相手との関係も悪くなりませんし、自分の怒りも治まります。
人は心が満たされていると怒りを感じにくいものです。
日頃から何度も怒りを感じてしまっているのは、あなた自身からのSOSかもしれません。
怒りの原因に早く気づいて対処してあげて下さいね。