夏休みの終わりになると子供は憂鬱に・・親としてできること
2018/09/18
夏休みが始まると子供は喜び、親は落ち込みますよね。
夏休みの終わりが近付いてくれば親は喜び、子供は落ち込んでいきます。
落ち込むだけならいいのですが、憂鬱な気持ちで過ごしている場合があるんです。
その気持ちを見過ごしてしまえば取り返しのつかないことにもなりかねません。
親として、どうやって子供の気持ちに気付き対応してあげられるのでしょうか。
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夏休みの終わりになると子供は憂鬱に・・親としてできること
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たくさんはいらない!ご飯と味噌汁に漬け物さえあれば良し!
毎日しなければならないこと、それは「食事」です。
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ページの目次
夏休みの終わりに近付くと憂鬱になる子供は多い!
夏休みに入った子供達は元気いっぱい!「うるさーい!」と叫びたくなるママも多いでしょう。
また、給食がないので子供達の食事を毎日3食用意しなければなりません。
これが結構面倒なんですよね・・・
8月に入ってお盆が過ぎ、夏休みも終わりに近付いてくると「もうすぐ夏休みから解放される~」と喜んでしまう気持ちになるでしょう。
その反対に子供達は「もうすぐ夏休みが終わってしまう」と元気がなくなっていってしまいます。
そして夏休みが終わる頃には「学校に行きたくないな・・・」と言う子だっているでしょう。
1学期には元気に学校へ行っていたのにも関わらず、夏休みの終わりになると「学校へ行きたくない」と言われるとビックリしてしまいますよね。
しかし、夏休み終わり~新学期を憂鬱な気分で迎える子って結構多いんです。
その理由とは何なのでしょう。
■勉強に対する不安
勉強についていけないかもしれないという不安。
周りと比べてしまい劣等感。
■友達や先生との関係に悩む
友達や先生と上手くいっていない。
いじめられている。
■無気力
何をするのもめんどくさい。
学校に行く意味が分からなくなってしまう。
■親と離れたくない
休みは一緒にいたため、離れたくなくなる。
夏休みの宿題が終わってなくて焦っている場合は別として、元気がなくなって学校へ行きたくなくなる理由はこの4つであることがほとんどです。
1学期は頑張れていた子供も、長い休みに入ってしまったために頑張れないようになってしまいます。
夏休みの終わりは気を付けて!憂鬱な気分は病気へと繋がる
夏休みが終わって欲しくなくて、終わりが近付いてくると嫌だな~と思ってしまう気持ちは自分たちも子供の頃に一度や二度だけではなく、何度も経験したことがあるのではないでしょうか。
「学校が始まれば、一学期のように楽しく過ごせるはずよ」
と思うかもしれません。
しかし、子供の憂鬱な気持ちを軽く見ていると心の病気へと繋がってしまう可能性があるのです。
うつ病というのを聞いたことがあるという人も多いでしょう。
この、うつ病は大人だけの病気ではなく、小学生・中学生でもなってしまうのです。
原因も大人と同じでストレスがきっかけであると考えられていて、大人よりもストレスを感じやすいので注意が必要なのです。
では、子供のどういったところに気を付けてみればいいのでしょうか。
□体調の悪い日が続く(頭痛・腹痛・胃痛など)
□食欲がおちた・食べない
□イライラしている
□不安や焦りがある
□夜になかなか眠れない
□朝になかなか起きられない
□何にも興味を示さない
□動きが鈍くなる
□学校に行きたがらない
これらに当てはまるものがいくつかあてはまりましたか。
あてはまる項目が多ければ子供にとって大きなストレスがかかっていると考えられます。
「うつ病かもしれないな・・」と感じた時には様子を見ながら医療機関に相談してみましょう。
夏休みの終わりが近付いて子供の憂鬱な気分に気付いたら
夏休みの終わりが近付いてくると落ち込む子供は少なくありません。
子供が自分から「学校嫌だ」と言ってくれれば話も聞きやすいのですが、高学年や中学、高校生になれば自分から話してくれないことも多いでしょう。
そんな時はどうすればいいのでしょうか。
話を聞く
子供の元気がなくなった、様子がおかしいと思った時はとりあえず話を聞くようにして下さい。
最初のうちは、なかなか学校に行きたくない理由を話してくれないかしれませんが急かさずに時間を掛けて話を聞いてあげて下さい。
この時、子供が悪いと感じた時も否定的な言葉は使わないようにしましょう。
感謝・味方であることを伝える
子供が何に対して憂鬱な気分でいるのかを話してくれたなら、話してくれたことに対して感謝しましょう。
そして、どんな時でも自分は味方であるということを伝えてあげて下さい。
「話してくれてありがとう。ママはどんな時でもあなたの味方でいるからね」
この言葉で子供は安心するのです。
解決策を考える
子供が悩んでいることに対しての解決策を考えましょう。
勉強や親と離れるのが嫌だという問題であれば、案外解決策はすぐに見つかるかもしれません。
ただ、いじめなどの人間関係のトラブルであれば時間がかかりますし、自分たちだけでは解決できる問題ではないので学校に相談するなども考えていきましょう。
憂鬱な気分から自分の命を絶つことも 予防するには?
元気のない子供をそのままにしておくと怖いのが自ら命を絶つ選択をしてしまうということです。
毎年のように夏休みが終わって新学期が始まる朝に自らの命を終わらせてしまう子供がいます。
夏休み明けの学校というのは、それほど精神的に追い込まれてしまう子供がいるということなんですね。
そのほとんどが、いじめが原因になりますが、昔のいじめのイメージとは違い最近はLINEやSNSを通じてのいじめが多くなってきて、子供がいじめられているということに気付きにくいのです。
それを避けるために親には何ができるのでしょうか。
子供の様子をよく見る
何よりも大切なことは、子供の様子をよく見るということです。
仕事や家事に忙しくなかなか子供との時間が取れないかもしれませんが
- 食事の量が減った
- スマホを見る時間が減った
- 友達と遊ばずに家にいる時間が増えた
など、今までと違う部分が出てきます。
そこをどれだけ早く気付いてあげられるかが重要です。
子供が話せる状況を作る
子供が辛くなって助けて欲しいと思った時、相談出来る親でいれるかということも重要です。
日頃から子供の話を適当に聞いているのであれば、真剣に話したいとは思えません。
「お父さん、お母さんなら助けてくれる」
そう思える親子関係を作っていかなければならないのです。
夏休み明けの「休みたい」を受け入れられる親でありたい
いかがでしたか。
夏休みの終わりに子供が憂鬱になる理由やその危険性についてお話してきました。
ようやく子供の長い夏休みから解放されると喜んでいた親にとって、夏休みの終わりに子供から「学校を休みたい」なんて言われたら「こんなに長い休みがあったのに何言ってるの?」と腹が立ちますよね。
「いっぱい休んだんだから、ブツブツ言わずにさっさと行きなさい!」
そう言ってしまう人も多いでしょう。
でも、ちょっと待って下さい。
それが単なるサボりたい気持ちから言っているのか、子供からのSOSなのかを判断するためにも子供の話をよく聞いてあげましょう。
もしかすると、子供は1学期をギリギリの精神状態で過ごしたのかもしれません。
2学期も頑張らないと・・と考えるだけで学校へ行けなくなっているのかもしれません。
「休みたい」は、子供が勇気を出して言ったSOSのサインなのです。
その気持ちを否定せずに話を聞いてあげて下さい。
話を聞いた上で、休ませるのか行かせるのかを考えましょう。
ただ、一度休んだら不登校になるかもしれない、義務教育だから行かせないといけない、そんな理由で登校させないで下さい。
勉強をする場は学校だけじゃありません。
学校に行けなくなっても勉強できる選択肢はたくさんあります。
子供が笑っていられるなら「学校を休んでいいよ」と言える親でいたいですね。