肺に白い影?レントゲンで再検査となってしまう理由
2017/11/08
健康診断の結果で「肺に白い影が見つかった」と書かれていたら…不安で夜も眠れなくなってしまいますね。
ほとんどの場合は再検査で異常が見つかることは少ないとか。
ではなぜ白い影となって映るのでしょうか?この疑問について迫ってみます。
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ページの目次
肺のレントゲン結果が「再検査」と書いてあったら?
健康診断の結果を開き、胸部X線の検査が「要再検査」と書かれていた場合は何の病気に侵されているのかと不安になるものです。
たとえば所見のところに「右肺門腫塊状陰影が見られる」と書かれてあったとしましょう。
この場合はどんな病気の可能性があるのでしょうか。
インターネット検索をしてみるとおそらく「肺がんの可能性がある」と出るかと思うでしょうけど、本当にがんなのでしょうか。
健康診断ではいつも正常だったのに…と、まるでこの世の終わりのように感じる人もいると思います。
このように、レントゲン検査で「再検査」と言われる人は病気なのか、実は何かの間違いである可能性があるのか気になると思います。
今回は「肺のレントゲン検査の再検査」について迫ってみたいと思います。
肺のレントゲンの再検査は病気ではないことの証明にもなる
先ほどの「右肺門腫塊状陰影が見られる」と所見に書かれているのはどういうことでしょうか。
これは右肺の「肺門」と呼ばれる肺の内側の中心付近に影の塊のようなものが見られたということです。
どんな再検査を行うのかと言うと、レントゲンに映った影の程度によってはCTスキャンが必要となります。
これがもし病気による影であれば肺がんの可能性が高くなります。
しかし肺門には気管支や血管が入り組んでいるため、これが塊のようになり影として映っていただけという場合もあるんです。
再検査と言われ、もしかしたらがんなのではないか?と落ち込んでしまうのは早いです。
全くそうでないことも多いので、いち早く再検査を行いましょう。
肺のレントゲン検査で再検査となりやすい影の原因
肺のレントゲン検査で影として映るものとして考えられるものをあげていきます。
・炎症
・風邪を引いている
・血管
・骨
・喫煙によるもの
このような原因が影として映り込みます。
よくあるのがちょっとした炎症が影となって写り、再検査をした時にはよくなっていたということです。
あとは風邪を引いていても影となって写ります。
自覚症状がないのに…と不安になっていたけど結局は血管と骨が写り込んでいたということもよくあります。
また、タバコを吸っているまたは吸っていた人も影となって写りやすいです。
健康診断の再検査で異常が見つかるのはごく一部
肺に影が写り込んだ場合は必ず「再検査」となります。
健康診断を受ける人は病気を早期発見するという目的を持っています。
よって小さな見落としをしないためにも影が強調されるように撮影を行い、所見を行う医師も判断に迷うものは全て再検査にします。
このように再検査を受ける大部分の人がとくに問題がない人で、本当に病気が見つかる人はごく一部の人です。
レントゲン検査というものは影絵のように映るため、血管や気管支が影となって映るだけではなく乳頭もそのように映ることもあります。
ほかにも肋骨の太い部分が白く映ることもあることから、再検査になったとしても不安になり過ぎないことが肝心です。
胸部X線検査では肺疾患のほかにも心疾患も発見できる
健康診断の胸部X線検査ではどんな病気を発見することができるのかをまとめていきます。
検査段階では「所見あり」とされ、病気として診断されるのは再検査を受けてから医師が判断をします。
そして病気は肺だけではなく心臓の異常も発見ができます。
検査結果に影が出ることで疑われる病気は心臓肥大や大動脈瘤などの心疾患、肺結核や肺気腫などの肺疾患です。
心臓や肺の形や位置の影が正常ではないと判断されると「所見あり」「要再検査」となっています。
しかしこの影のほとんどは問題がないことも多いのですが、健康な人でもちょっとしたことで影となって映ってしまうものです。
胸部X線検査はつい肺だけの異常を考えてしまいますが、心疾患の疑いもあるということも忘れてはいけません。
再検査を怠ると手遅れになってしまうこともある
健康診断の結果で胸部X線で白い影が見つかった場合は再検査を行うことが大切です。
ほとんどの場合がとくに問題がないことが多いことから、つい大丈夫だと問題視せずに放置してしまう人がいます。
また、仕事の忙しさから放っておいてしまう人もいますが、本当に病気だった場合は手遅れになってしまいます。
もし肺がんだった場合は半年遅れただけで末期になってしまう人もいます。
がんの進行は早いものなので自分や家族を安心させるためにも再検査を受けるべきです。
また、健康診断をしばらく受けていないという人で自覚症状がある場合はいち早く検査を受けましょう。
自費で受けることからつい敬遠しがちですが、検査を受けることで早期発見することができ、とくに異常がない場合は安心感を得ることができます。